飛燕Part2
100本滑ってなんとか形になってきた飛燕。
その後しばらくは、ただひたすら飛燕ばかりを練習する日々が続きました。
当時、確かべるりんさんかだんなさんがデジカメで動画を撮ってくれたのですが、
それを見ると苦手側のクローズターンで回るときに後からついてくる足のひざが
伸びきっていたため、とても格好悪く見えました。これは、外から見ないと全く
気付かなかったこと。自分ではそこそこ滑れてるつもりだったけど、こんな風に
見えていたのか。思っているのと映像で見るのとでは全然違うんだな、と自分の
滑りを見ることの重要性をこの頃感じました。
それともう一つ、私の滑りに大きな影響を与えてくれたのはkazuさんのアドバイス。
私の飛燕は、フロントからバックに変わるときにカクンと沈み、バックからフロントに
変わるときにカクンと浮き上がっていました。これまた自分では全然気付かなかった
ことでした。それを見たkazuさんが、
「上手い連中は、頭の位置がずっと変わらずに平行に動く。
そうするためには、腰を落とすんだ。腰を落とすっていうのは、猫背になることじゃない。
ヒザを曲げるんだ。」
と。なるほど〜。そんなこと考えてもいなかった。そんな所に注目して人の滑りを
見たこともありませんでした。言われてみて自分の滑りを確認すると、確かにバックに
なるときに沈んでいるのが分かりました。この浮き沈みを無くすためには、腰を落とす・・・。
空気椅子みたいにするってこと?
バックで滑るときに沈むんだから、フロントで滑るときに、バック時の高さに合わせて
滑ればいいんだと思い、実践してみました。難しい!頑張っても浮いたり沈んだり
してしまいます。
これは、言われてすぐに直せるものではありませんでした。その時から、浮き沈みを無くして
頭を平行に保つことをずっと念頭に置いて練習してきました。
今思えば、このこだわりが、今の自分のスタイルの原点かなと思います。
それから、今でも課題なのは、苦手方向(右側)のクリスバッククロス。得意側と比べると
振り向きが浅い。それが、クローズターンにも影響している気がします。理想は、左右対称の飛燕、
スピードのある、キレのある飛燕。これはもう、自分の中だけのこだわりです。他の人に
見てもらっても、なっしーにさえも、どこが納得いかないのか分からないと言われてしまうけど。
でも、何をやるにしても、自分だけしか分からないこだわりって、とても重要だと思います。
それがなければそこで進化は止まってしまうから。
飛燕はこだわればきりがない、とても深い技だと思います。自分の理想に近づけるように、
これからもずっと練習し続け、進化し続けていきたいと思います。