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2005年モデルレポート:SALOMON

2004年8月21日、幕張海浜公園で開催されたイベントで、各メーカーの来期モデルが展示されました。カタログではなく実際に手に触れる機会でしたので、簡単にレポートをまとめてみます。


クロスマックスの変貌
Crossmax S-Lab
Crossmax S-Lab、アウト側から

クロスマックスの最新モデル、名称は【Crossmax S-Lab】です。こちらの新型は、2004年モデルから大きく変わってしまいました。「しまいました」という言葉は、トリックスラロームに対して『靴が用途に合わなくなった』という意味からです。その最たる理由は、ストラップに替わって装着された、足首のバックルです。【Crossmax S-Lab】は、【紐+バックル×2】という形状になりました。


これによって、クロスマックスシリーズの特徴であった『セミハードに近い硬さ』は、どちらかというと『スキーブーツに近いハードな硬さ』になりました。前傾姿勢をとると、バックル同士が干渉してある程度以上曲がらなくなるようです。バックルを緩める、外しておくなどの対策を考えないと、【クロスマックス3】ほどの自由度が出ないのではないか、と思います。


なお、フレーム長は237、247oの2タイプで、擦過傷に強いシェルは相変わらずです。ウィールは前作と変わらず76-80oのHi-Loタイプ、ロッカリングは出来ません。


黒×赤であった配色は、黒×青×銀のコンビになりました。
Crossmax S-Lab


伏兵Thunder
Thunder Alu
Thunder、アルミフレームで登場

【クロスマックス系】が、スキーのオフトレや長時間のシティランなどに近づいた形状になったのですが、今までのシリーズを正統継承するようなモデルがありました。それが【Thunder Alu】です。今までもあった【Thunderシリーズ】は、この【Thunder Alu】と【Thunder-2】の2タイプに進化します。シェルは、使用している皮革の材質と配色が異なるくらいしか違いがありません。その最も大きな違いは、名前が示す通り『フレームの材質』にあります。


【Thunder Alu】には、『長さ255oのアルミ製フレーム』が装着されています。SALOMONが、今までの2種類のEA UFSフレームに次いで、3種類目のフレームを作ったのです。形は既存のフレームとほぼ変わりません。しかし、その長さには十分魅力があると思います。極端に切り詰めた長さのフレームが衝撃的かつ魅力的だった【クロスマックスシリーズ】でしたが、その高い回頭性はビギナーには扱いづらいということにもつながっていたようです。しかし、適度に長くなったフレームは、高速化に向かうスラローマーには程よい安定感を与えてくれそうです。


また、面白いことにこの【Thunder Alu】は、74-78oのHi-Loです。なお、この『255oアルミフレーム』単体での販売は現在予定されていないそうです。


Crossmax S-Lab
前輪74o、後輪78oのHi-Lo


その他のSALOMON情報
  • フィットネス用ウィールのサイズが、72・74・76・78・80の5種類に。
  • ベアリングの規格は、ABEC、ISOに加えてILQが登場(他社も同様)。
  • なお、Crossmax S-LabはILQ-9、Thunder AluはABEC5。
  • FSK以外のFITNESSアルミモデルは、フレームが長くなってよりスピード向きに。
  • SPEEDモデルから5輪が消え、大径ウィール4輪が登場(5輪フレームは販売する)。
  • アグレッシブのSTシリーズは、インナーを単体販売する模様。
  • ST系と全く異なるアグレッシブシューズを、別ブランドで出す噂が…

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