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2003年12月7日、道満で開催した第2回WORK SHOPのレポートです。 |
12月7日:第2回inline sk8 workshop 今回は、篠田講師によるグラウンドトリックの追求がテーマでした。 城南島ローカルスケーターの遠征などもあり、総勢30名以上の熱心なスケーターが集まりました。 テーマとして篠田さんが掲げた『スケートスキルをはだかにする』というスローガン。 自分のスキルがかなり上達しているのでは、という思いこみと、実際のスキルとのギャップを 体感することが狙いです。一体どうやって…と、みんなの表情に期待と不安が入り混じっていました。 |
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まずは道満のバックストレートを使って、全員のスケーティングレベルを確認するカリキュラムから スタートしました。50mほどの距離を往復し、行きはリラックスして、帰りは全力ダッシュで 戻ってくるというものです。そして個々に篠田さんが点数付けを行うとあって、みんな興奮気味でした。 次々に滑り出すスケーター、じっくりと観察し、そして点数を本人だけに耳打ちします。途中で 篠田さんが『全員の平均点は3.5くらいかな〜』と報告を入れました。10点満点での3.5はどのくらいの レベルなのか…まあまだまだ目指すべきところは高い、ということを再認識できました。 |
| 『全員に言えることは、せっかくリラックスして滑っていた体勢が、全力ダッシュのときには ガチガチにこわばってしまって、スケーティングが大きく崩れてしまっている。自分が思ってるよりも、 ジツはスピードを殺してしまっている。無駄な力を抜いて、必要な力だけを活かして滑ることを これから目指していこう』 |
続いて『絶対バランストレーニング』に入りました。耳慣れない言葉ですが、誰にでもここなら しっかりと安定する、という乗り方やポジションがある。それを探して身に付けることで、余計な力を 取り除こう、という狙いです。左右のヒールトゥ、トゥトゥ、ヒールヒールの4パターンで、その場に 立ち止まり続けるトレーニング。30秒以上を目指すのですが、普段あまりやっていない逆足のヒールトゥ などは数秒キープすることも困難でした。それぞれで最も長く姿勢をキープできたスケーターは、 篠田さんから賞賛のシールを貼ってもらいました。 |
| 『スラロームでもアグレッシブでも、いざバランスを崩したときにそこからリカバリーできるかが大切。 このトレーニングでリカバリー能力を高めて、さらにバランスを崩さないスケーティングを身につけよう。 ボディバランスが高まることで、怪我もしにくくなります。』 |
それぞれが終わったところで、今度は前述の4パターンで滑走するトレーニングに移ります。見ていて、 また実践して気付いた事は、上手に滑走が出来ているときは、上半身(特に腕)が脱力している、 ということです。それとは逆に、上手く乗れていないときには、両腕が伸びたり上がってしまったり、 肩に力が入ってしまっていました。ヒールトゥの場合には、いかにつま先側に体重をかけることが できるかがポイントになるそうです。つま先というのは、足首よりもさらに先にあるため、しっかり荷重 しておかないとすぐに姿勢が崩れてしまうためです。フェイキーで進む場合も同じようにつま先荷重が ポイントになります。 全てにおいて、バランスを保つためのポイントは、前回も挙げられましたがやはりローポジションです。 膝を90度くらいまで曲げ、両手の指先がすねに届くくらいまで腰を落とすことが大切になります。 そして、その姿勢をキープしたまま実際にスケーティングを実践します。 |
| 『これが本当に大切なスケーティング。絶対にこれが全員出来るようになろう。出来なければ何度も やり直そう。常に頭の位置と高さが変わらない滑り方を身につければ、無駄な力を省いたスケーティングが 出来る。』 |
この時見ていて気付いた事は、明らかに最初にやったダッシュの時よりも、低い姿勢で上半身を リラックスさせて滑る方が、力が抜けているのに速く滑れる、ということでした。体の無駄な力は、 滑走時のパワーではなくブレーキになってしまうこともある、ということがわかりました。 リラックスして滑ることが出来る人は、蹴り足がスーッと伸びて、楽そうに見えます。何度も短く ピッチで漕がなくても、それと同じ位のスピードを出せています。みな、段々スタイルの変化に気付いて きたようで、とても楽しそうに、真剣に取り組んでいました。 その後、『グラウンドトリックで最も大切なのは何か?』という問いかけが篠田さんからありました。 その答えはトランジション。スラロームでもアグレッシブでも必ず必要になる要素ですから、まさに グラウンドトリックの真骨頂です。ここでのポイントは、ローポジションの姿勢を保ったまま、頭の高さが 変わらずに下半身だけが方向を変えること。特に首と胸は、常に進行方向を向き続けることが大切です。 しばらく全員で安定したトランジションを目指してトレーニングしました。その後、篠田さんからさらに 課題を与えられました。おそらく今日の課題で最も難しかったのかもしれません。それは、『全力ダッシュ からのトランジション』です。どんなにスピードを出していても、安定したトランジションが出来る。 ということは、ローポジションでの絶対バランスが身についているということになります。しかし、 やはりなかなか実践は難しく、視線が切れてしまったり、足が回りきらずエッジが引っかかってしまったりと かなり難易度の高いスキルトレーニングでした。また出来ているつもりでも、トランジションがターン気味 になっていることもあります。前から後ろのトランジションで、オープンターンを挟むと簡単になりますが、 それを縦方向に鋭角に切り返すことが出来るとより動きがシャープになります。 ここまで一生懸命頑張った今回のWORKSHOP受講者のみんな、その頑張りに篠田さんも応えてくれました。 時間が押してまで大声で教えてくれ、最後にはエアトリックを含めた秘密トレーニングもしてくれました。 こうしてあっという間に楽しく色濃い2時間は終了してしまいました。冒頭で私が、『1つでも新しい何かを 持ち帰ってくれればOK』と言いましたが、全員たくさんの『何か』を発見できたようで、とても充実した 表情でいたのが印象的でした。お忙しい中時間を割いて教えてくれた篠田さん、第1回目からバックアップを してくれたドクター、手本を見せてくれたとし、そして新しい何かを発見した受講者の皆さん、 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。 最後に、道満の管理局と折衝を引き受けてくれたすーGさん、ご協力ありがとうございました。 また次回WORK SHOPでお会いしましょう!それまで個々にスキルアップを目指そう! なお、あれ以来私は、スケートをする前に必ず絶対バランストレーニングをやっています。効果ありますよ。 |
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