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オリジナルトリックPART2
引き続き、さまざまなオリジナルトリックを紹介していきます。面白いことに、こうしてデータベース化してみると、 実際に名称すら決まっていないトリックもずいぶんたくさんあります。ですので、非常に突発的に思いついた名前を付けていたり、誰かの 名前を勝手に拝借したりということがあると思います。もしも、「そのトリックには既に名前が決まっている」「自分の名前は出さないで 欲しい」というご意見がある場合にはお知らせ下さい。
540大蛇   なっしー

やはりなしじゅんが好んでよく使っているトリックです。大蛇のオープンターンの時に、一気に540度スピンして バックスネークに入ります。そしてクローズターンの時も同様に540度スピンしてフロントスネークに戻ります。パイロン間で小さく旋回するスピンが 出来るように、足の径を狭くすると上手くいくと思います。

特にクローズターンで540度スピンする時には、旋回方向を正方向と逆方向の2種類から 使い分けることが出来ると派手さが増します。逆方向のクローズターンは後述します。
クリス不知火  しん

なっしーが不知火の間に挟みこむことが多いトリックです。こちらもドクターが道満で滑っていた動画を穴が開くほど 見て盗みました。不知火のルーチンは、例えば「右→左→右→左」と足が交互に動くのですが、このトリックでは「右→左→左→右」と後半が逆に なります。一瞬違和感のある動きをするところがポイントです。

こちらでも、足をクリスに動かした時に「パイロン1個分を横滑りで飛ばす」動きと、 「先に引いた足を軸にしてブラインド側に360度スピンする」という2択で滑ることが出来ます。
小蛇(コロチ) ほっち

なっしーが好んで使うトリックで、当初は航空公園のありまさんがやっていたことから、「ありま大蛇」などと勝手に 命名していましたが、つい先日「あ、大蛇よりも小回りだから…」という理由で名前をつけました。前後のスネークとも1回しか漕がずに、すぐにターンに 入る動きが特徴で、一定方向に連続回転しながら進んで行きます。

それぞれのターンに乗りっぱなしでは遅れてしまうので、上体を先行動作 で早めに振り向かせながら、進行時の先行になる足を積極的に送り出すことが重要です。派手で見応えのあるトリックだと思います。
熊殺し   しょうじパパ

フロントクロスから、ターンを挟み込まずに即バッククロスにつなげるトリックです。恐らくは全国各地の公園でも 実践しているスケーターの多いつなぎ技でしょう。小金井公園のハルがつてもスタイリッシュに使っています。バッククロスからそのままの勢いで クローズターンしたり、さらにステップを刻んで即フロントクロスに戻したりと様々に使えます。

なお、名前の由来は道満のクマさんが日々 練習していたのですが、足が絡まると高確率で飛ばされるため、「クマさん殺しのトリック」という意味です。
麒麟  よし

道満の新星しんが考案したオリジナルトリックです。彼はこのルーチンを持って萩姫に乗り込み、スケート歴半年足らずで 上位入賞という好成績をあげました。大まかな流れは「飛燕」と「鬼足」のミックスという感じです。鬼足のオープンクロスもどきの動きでパイロンを 越えた後、先行足が大きく回って足の前後が入れ替わり、バッククリスの体勢になります。そしてクローズターンで今来た方向に戻るという動きです。

実践のコツは是非道満で本人から聞いて下さい。なお、名前の由来は「とにかく漢字の名前にしたかったから」です。
撫子(ナデシコ) しょー爺

道満スケーターのしょーじが、持ち前の柔らかい足首を十分に活かして生み出したトリックです。フロントクロスの直後に 先行足のかかとを、つま先を軸にしながら外へ大きく返し、その足首が戻ろうとする力を利用しながらクローズクロス気味の旋回をします。そしてバッククロス へとつなげる体に悪そうな動きが特徴です。

最近はクローズスタンスのまま360度旋回し、再びフロントクロスへ持ち込むなどの進化を遂げています。 ヨーロッパトリックの「イタリエンヌ」と相対するために創り上げられた力作です。派生技には「日本男児」もあるとか。
哀愁   マツイ

航空公園のhiroさんが編み出したパイロン間を舞うような動きのトリックです。フロントクロスから足の前後を入れ替えた オープンクロス、直後に足の前後を入れ替えずにバッククロス、また直後にモホーク気味の逆足フロントクロスで最初に戻ります。3個のパイロンで片側の ルーチンになるのですが、全てクロスするところがポイントです。体の向きも忙しく切り返しが必要になります。

やってみると、左右の得意、不得意が 著しく現れます。つんのめって転ぶ時はかなりダメージ大きいので、覚悟を決めて練習しましょう。ひらりひらりと舞えるとかっこいいです。
クロスミックス  ケンジ

道満最高峰スケーターのほっちが開発した連続トリックです。フロント、オープン、バックのスリスクロスを上手く つないで、クローズターンで逆向きに入るという流れです。前述した「哀愁」とは逆の形のオープンクロスになるので、その部分に注意しておけば 両方同時進行で習得出来ると思います。高速化していくと非常に映えるトリックです。

このトリックそのものでなくても、アクセントとして トリックにクリスクロスを織り交ぜるのは、見た目にもグッと技が冴えます。力を抜いてさりげなくやっているように見せましょう。
ブラインドクローズ いち

なっしーのトリックの原点に、「人のやっていることの逆をやろう」という考えがあります。考えに考えた結果、 記念すべきオリジナルのトリック第1弾がこれでした。大蛇をメインに練習していたので、クローズターンを逆に回ることで自分なりの精一杯の オリジナリティを出そうとしていました。

今でもよく使います。スネークからだけではなく、バッククロスから360度グラインドククローズで 旋回して再びバッククロスもお気に入りです。540度以上の回転も可能ですが、見栄えの面で考えると540度が限界でしょう。
両面鬼足 トミー

柏の葉のとし君が考案し、全国的にムーブメントになった「鬼足」ですが、それを道満流にアレンジしてみたものが この「両面鬼足」です。基礎練で左右両面を必ず練習していた道満らしさ漂うトリックで、鬼足の中で両足を広げてパイロンを跨ぐ姿勢があるのですが、 その瞬間に逆面を向いて左右を入れ替えます。

最速で上体の向きを切り替えないと、次のパイロンが全然見えないままバッククロスに突入して しまいます。それ以外にも、逆向きのトランジションで体勢を入れ替える、という方法もあります。

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